リーダーシップの基本的な考え方

1. リーダーシップの基本的な考え方

● リーダーシップとは

  • 人を動かす力ではなく

  • 目的達成のために影響を与える行動

👉 権限ではなく「影響力」


● マネジメントとの違い

項目リーダーシップマネジメント
主眼方向性・変化管理・安定
対象人・未来業務・現在
手段動機づけ仕組み

👉 両方必要


2. 代表的なリーダーシップ理論

① PM理論(日本で有名)

  • P(Performance):成果志向

  • M(Maintenance):人間関係志向

タイプ特徴
PM型成果も関係も高い(理想)
P型成果重視・人が疲弊
M型優しいが成果が出にくい
pm型両方低い

② 状況対応型リーダーシップ

(ハーシィ&ブランチャード)

  • 部下の成熟度に応じて変える

部下リーダー行動
未経験指示型
少し慣れたコーチ型
自立途中支援型
自立委任型

👉 やり方を固定しない


③ トランスフォーメーショナル・リーダーシップ

  • ビジョン提示

  • 価値観への訴求

  • 変革型

👉 変化・改革フェーズで有効


④ サーバント・リーダーシップ

  • 支える・育てる

  • 現場を活かす

👉 専門職・自律型組織に強い


⑤ コンティンジェンシー理論

  • 最適なリーダー像は状況次第

  • 組織・環境・課題に依存


3. 現場で使える実践視点

● 良いリーダーの共通点

  • 判断基準が明確

  • 一貫性がある

  • 任せるが放置しない

  • 責任は自分が取る


● よくある誤解

  • 強く引っ張る=リーダー

  • 優しい=良い上司

👉 正解は「成果と人の両立」


4. すぐ使えるリーダー行動フレーズ

  • 「目的は何か?」

  • 「判断基準はこれ」

  • 「次に任せる」

  • 「失敗は学びにする」


5. 理論の使い分け(簡易整理)

状況有効な理論
新チーム指示型・PM
混乱期状況対応型
成熟組織サーバント
変革期変革型

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