借方(かりかた)・貸方(かしかた)の意味は、
簿記で一番誤解されやすいポイントです。
結論からいきます。


結論(最重要)

👉 借方・貸方に「借りる・貸す」の意味はない

名前に引っ張られた瞬間に混乱します。


借方・貸方の本当の意味

  • 借方:左側の記録欄

  • 貸方:右側の記録欄

それだけです。


では何を基準に使い分けるのか?

👉 勘定の種類ごとに「増減ルール」が決まっている


5つの勘定と増減ルール(完全版)

勘定の種類 増えたら 減ったら
資産 借方 貸方
負債 貸方 借方
純資産 貸方 借方
収益 貸方 借方
費用 借方 貸方

👉 これがすべての基準


イメージで理解(感覚)

資産・費用

  • 会社にとって「プラス側」

  • 増えると左(借方)

負債・純資産・収益

  • 「資金の出どころ・成果」

  • 増えると右(貸方)


実例で確認(超重要)

例① 現金で商品を買った(100円)

  • 現金(資産)減る → 貸方

  • 仕入(費用)増える → 借方

(借)仕入 100
(貸)現金 100

例② 掛けで商品を売った(200円)

  • 売掛金(資産)増える → 借方

  • 売上(収益)増える → 貸方

(借)売掛金 200
(貸)売上 200

なぜ借方・貸方はこう決まっているのか

👉 貸借対照表が必ず一致するため

資産 = 負債 + 純資産

このバランスを崩さないための「左右ルール」です。


よくあるNG覚え方

❌ 借方=お金を借りた
❌ 貸方=お金を貸した
❌ 左右を暗記だけで覚える

👉 すべて混乱の原因


正しい覚え方(試験対策)

✔ 勘定の種類をまず判断
✔ 「増えた?減った?」だけ考える
✔ 表に当てはめる

sean