🎞 スライド教材マニュアル(サンプル)

🎞 スライド教材マニュアル(サンプル)

第1章 目的・適用範囲

1.1 目的
本マニュアルは、当社が実施する研修・教育・社内説明会等において使用するスライド教材の企画、作成、管理および利用方法を定め、教材品質の統一と学習効果の向上を目的とする。

1.2 適用範囲

  • 教材作成者、講師、教育担当者、外部委託先に適用する。

  • eラーニング教材や対面研修資料を含む。


第2章 制作体制と役割

役割主な業務内容
教育責任者テーマ決定・最終承認
教材制作者スライド構成・デザイン・原稿作成
チェッカー内容・誤字脱字・法令確認
運用担当者ファイル管理・配布・更新

第3章 スライド構成方針

3.1 1スライド1メッセージ原則
1枚のスライドに伝えたい要点を1つに絞る。

3.2 目次構成例

  1. イントロダクション(目的・概要)

  2. 本編①(理論・方針)

  3. 本編②(手順・実務・事例)

  4. まとめ(ポイント整理)

  5. テスト・確認問題(必要に応じて)

3.3 ページ数の目安

  • 研修1時間あたり:15〜25枚程度

  • eラーニング(10分講座):8〜10枚程度


第4章 デザインルール

4.1 フォント・文字

  • フォント:日本語「メイリオ」または「游ゴシック」

  • 英数字:「Arial」または「Helvetica」

  • 本文サイズ:24pt以上、見出し36pt以上

  • 強調箇所は太字・色分けを使用

4.2 配色

  • 背景は白または淡色(グレー・ブルー系)

  • 文字色は黒または濃紺

  • アクセントカラーは2色以内(例:青+オレンジ)

4.3 レイアウト

  • 余白を均等に取り、1枚に情報を詰め込みすぎない

  • 図表・アイコンを活用し、視覚的理解を促す

4.4 ロゴ・表紙

  • 表紙には社名ロゴ、研修名、作成年月、担当者名を明記


第5章 内容作成ルール

  1. 専門用語は必ず説明を添える(略語・英語には注釈)

  2. 箇条書きは3〜5項目以内に収める

  3. 図・フローチャート・写真を活用して理解を促進

  4. 引用資料・出典はスライド下部に明記

  5. 著作権・肖像権に配慮(外部画像使用時は出典・許諾必須)


第6章 ナレーション・動画連携(eラーニング用)

  • 各スライドの話す内容を**スクリプト(台本)**として別途作成

  • 1スライドあたりの説明時間:30〜60秒が目安

  • 動画化する際は音声ファイル(MP3)または動画(MP4)形式で保存

  • 動画編集ソフト例:PowerPoint、Canva、Camtasia、Adobe Presenter


第7章 チェック・承認プロセス

段階内容担当
① 草案作成構成・ドラフト作成教材制作者
② 内容確認誤字・内容整合・法令チェックチェッカー
③ デザイン確認形式・配色・フォント統一教材制作者
④ 承認教育責任者承認後、正式公開教育責任者

第8章 ファイル管理・配布

  • 保存形式:PowerPoint(.pptx)およびPDF

  • ファイル名ルール:
    YYYYMMDD_研修名_バージョン.pptx(例:20251108_情報セキュリティ研修_v1.0.pptx)

  • 保管場所:社内共有サーバー/クラウドストレージ(Google Drive、SharePoint等)

  • 公開・配布:LMS/社内ポータル/メール


第9章 改訂・更新管理

  1. 年1回以上の内容見直し(法改正・制度変更時)

  2. 改訂履歴を「教材管理台帳」に記録

  3. 古いバージョンは「アーカイブ」フォルダへ移動


第10章 著作権・情報セキュリティ

  • 教材に外部コンテンツを使用する場合は引用元明記・許可取得

  • 機密情報(顧客名・社員情報など)を含めない

  • 外部配布・SNS投稿を禁止


付録

  • スライドデザインテンプレート(PPTフォーマット)

  • 教材制作チェックリスト

  • 改訂履歴シート

  • 図表・アイコン素材集リスト


💡運用のポイント

  • 制作時間の目安:1時間研修あたり 約8〜12時間(構成→デザイン→確認)

  • 推奨ツール:PowerPoint、Canva、Googleスライド、Keynote

  • 共有方法:LMS登録/社内クラウド/Teams共有

  • 評価方法:受講者アンケート・理解度テストでフィードバック収集